好奇心旺盛で冒険を夢見る少女ピコは、夢の配達人に導かれて夜の遊園地で幽霊の少女マコと出会います。
突然の交通事故で命を落としてしまったマコは、一人残され、涙に暮れる母親をなぐさめ、お別れを言うために、
一日だけ入れ代ってくれる人を探してさまよっていたのです。
不思議なことにあこがれるピコはマコの願いを聞き入れて、一日だけという約束で霊界へ・・・。
ピコの大冒険が始まります。
好奇心旺盛で冒険を夢見る少女ピコは、夢の配達人に導かれて夜の遊園地で幽霊の少女マコと出会います。
突然の交通事故で命を落としてしまったマコは、一人残され、涙に暮れる母親をなぐさめ、お別れを言うために、
一日だけ入れ代ってくれる人を探してさまよっていたのです。
不思議なことにあこがれるピコはマコの願いを聞き入れて、一日だけという約束で霊界へ・・・。
ピコの大冒険が始まります。
冒険好きで、ちょっぴりお調子者。友だち思いの明るく元気な少女。
物語の狂言回し。人々に“夢”を配って歩く紳士。
突然の交通事故で命を落とし、残された母親を気遣う優しい幽霊の少女。
何事も前例のないことはやらない少々無責任な霊界空港の新任役人。
デビルと一緒に働く職員の一人。すべての人が幸せになってほしいと願っている。
いじめを苦に自殺した少年。霊界審議会の恩赦を待っている。
極道一筋で生きてきたヤクザ。ヤクザ同士の喧嘩で刺し殺される。
家族を顧みず働き過ぎで過労死した中年サラリーマン。
バイクのスピードの出し過ぎでガードレールに激突死。
1人娘マコの死後、悲しみに暮れているお母さん。
自分のことより患者のことを一番に考える善良な医師。50年連れ添った妻を霊界空港で待ち続けている。
老人の妻。先に逝った夫の十三回忌を済ませやっと再会する。
紛争や貧困によって死んでしまった、世界各地の子供たち。
霊界空港で働いている。
『夢から醒めた夢』は、不思議なことに憧れる女の子ピコが、交通事故で命を落とした少女の幽霊マコのために、命を懸けて旅立つ一夜の冒険物語です。二人の少女の心の交流や、ピコが霊界で出会った人々との触れ合いを通して、生命の尊さ、人を思いやる心や勇気をもつことの大切さを描き出しています。
原作は、人気ミステリー作家赤川次郎による同タイトルのファンタジー小説。夢を失いかけた子どもたちと夢を忘れかけた大人たちへ赤川が贈る愛と冒険の物語を演出家・浅利慶太が優しくて、ユーモアたっぷりな極上ミュージカルに仕立て上げました。
音楽は、日本レコード大賞など多くの賞を受賞し、数々のヒット曲を世に送り出した故・三木たかしと、様々なジャンルの作曲、編曲を手掛け、指揮や演奏、解説など多岐に渡り活躍している宮川彬良が担当。また日本における振付の第一人者謝珠栄が振付を、さらに照明は吉井澄雄、美術は土屋茂昭が担当するなど、日本ミュージカル界を牽引してきたクリエイティブスタッフが結集しました。初演は1987年、その後全国各地で上演を重ね、日本のオリジナルミュージカルの代表作となりました。
初演から30年間にわたり、様々なバージョンで上演されてまいりました本作ですが、2017年のプロデュース公演では、初の自由劇場での上演ということもあり、浅利慶太は劇場の特性を生かし、本のもつメッセージを際立たせることを考えました。クリエイティブスタッフには初演から携わってきたメンバーが再集結。「友情の美しさ」「生きていることの喜び」「家族や仲間を思う愛」といった作品本来のテーマがシンプルに伝わるように、装置、衣裳、振付などをリニューアルしました。自由劇場の濃密な空間と作品のもつドラマが融合した舞台は、大きな反響を呼び、客席は連日満席となりました。
この浅利演出の真髄を味わえる『夢から醒めた夢』が2021年5月、再び自由劇場に登場します。生命の輝きと優しさに溢れた「夢の世界」をどうぞお楽しみ下さい。
原作 赤川次郎(『夢から醒めた夢』角川文庫)
企画・構成・オリジナル演出 浅利慶太
2021年再演版演出 | 野村玲子 |
台本 | 浅利慶太・奈良和江 |
作詞 | 奈良和江・浅利慶太 |
作曲 | 三木たかし・宮川彬良 |
振付 | 謝 珠栄 |
装置 | 土屋茂昭 |
照明 | 吉井澄雄 |
衣裳 | 森 英恵 他 |
ピコ | 四宮吏桜 |
マコ | 笠松はる |
マコの母 | 野村玲子 |
メソ | 山科諒馬 |
デビル | 坂本岳大 |
エンジェル | 権頭雄太朗 |
ヤクザ | 加藤敬二 |
暴走族 | 近藤真行 |
部長 | 澁谷智也 |
老人 | 山口嘉三 |
老婦人 | 服部幸子 |
夢の配達人 | 鈴木涼太 |
大倉杏菜 大山五十和 小野田真子 小林良輔 鈴木万祐子 関 廣貴 高橋伊久磨 高山裕生 皆川梨奈 八百亮輔 吉田 藍 吉田彩乃 |
※アンサンブルは五十音表記となります。
※出演者は都合により、変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。
2021年5月21日(金)~6月6日(日)
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協力:劇団四季